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対訳の一節

魂と引き換えに若さを

Oscar Wilde · ドリアン・グレイの肖像

第2章

この章のあらすじ

ドリアン・グレイは、完成間近の肖像のモデルを最後に務めるため、バジルのアトリエを訪れる。バジルは彼をヘンリー卿に会わせたくなかったが、ヘンリー卿はその場に残る。バジルが描くあいだ、ヘンリー卿は魂や誘惑や若さについてドリアンに語り、ドリアンは強く心を揺さぶられる。庭でヘンリー卿は、若さこそこの世で持つ価値のある唯一のもので、しかもすぐに失われると告げる。アトリエに戻ったドリアンは完成した肖像を見て、自分は老いるが絵は永遠に若いままだと初めて気づき、絵が代わりに老いるなら魂さえ差し出すと言う。バジルは絵を壊そうとするがドリアンが止め、最後にヘンリー卿はドリアンを連れて芝居に出かける。

英語原文

I shall grow old, and horrible, and dreadful. But this picture will remain always young. It will never be older than this particular day of June. … If it were only the other way! If it were I who was to be always young, and the picture that was to grow old! For that—for that—I would give everything! Yes, there is nothing in the whole world I would not give! I would give my soul for that!

日本語訳

僕は年を取る。醜く、恐ろしい姿になる。でもこの絵はいつまでも若いままだ。この六月の一日より年を取ることは決してない……逆だったらいいのに!いつまでも若いのが僕で、年を取るのが絵だったら!そのためなら……そのためなら、何だって差し出す!そうだ、世界中に差し出せないものなんて一つもない!そのためなら魂だってくれてやる!

Oscar Wilde · ドリアン・グレイの肖像 · 第2章 · ¶ 73

日本語訳は、この選集のために AI が英語原文から新たに訳したもので、公式訳ではありません。あらすじ、場面の説明、解説は編集による文章であり、著者からの引用ではありません。

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