bilingual_book_maker は無料のオープンソースのコマンドラインツールです。Easy Book Translation なら、Python も API キーもターミナルもなしで対訳 ePub が手に入ります。
bilingual_book_maker は MIT ライセンスで公開されているオープンソースの Python プロジェクトです。コマンドラインか Docker で実行し、本と自分で選んだ翻訳サービスを指定すると、ファイル名に _bilingual を付けた新しいファイルを出力します。ePub、TXT、Markdown、SRT 字幕、PDF を読み込めて、オプションも豊富です。用語集ファイル、繰り返し出てくる人名の訳をそろえるセッションモード、訳文のみの出力、中断後の再開、指定した段落の再翻訳などがあります。
Easy Book Translation は、設定をしたくない読者に同じような結果を届けることを目指しています。ブラウザで ePub をアップロードすると、本全体の用語集を作り、当社のサーバーで全段落を翻訳して、各訳文を原文段落の下に入れます。API キーの管理もインストールも不要で、書き出す前にどの段落でも編集できます。
違いはシンプルです。bilingual_book_maker は自由に制御できる無料のソフトウェアで、費用は接続した翻訳サービスの分だけです。当サービスは有料で、その代わりに設定をすべて引き受けます。下の比較表は、README に書かれている内容と、当サービスの現在の機能だけをもとにしています。
| 項目 | Easy Book Translation | bilingual_book_maker |
|---|---|---|
| 製品の形態 | ウェブアプリ、インストール不要 | オープンソースのコマンドラインツール、MIT ライセンス |
| 導入 | ログインしてアップロードするだけ | Python 3.10 以上、または Docker |
| 対応ファイル | ePub のみ、最大 50 MB | ePub、TXT、Markdown、SRT、PDF |
| 出力 | 各訳文を原文段落の下に入れた対訳 ePub | 入力ごとに _bilingual ファイルを出力。--single_translate で訳文のみ |
| 翻訳サービス | 料金に含まれ、API キー不要 | 自分のキーまたはエンドポイント:OpenAI、Anthropic、Gemini など、または Google 翻訳や DeepL などの機械翻訳 |
| 人名と用語 | 用語集を自動作成、アプリ内で編集可能 | --glossary で用語集ファイルを指定。セッションモードで繰り返し出てくる人名の訳をそろえる |
| 段落の修正 | 内蔵エディタで編集して、もう一度書き出す | --retranslate で指定した段落を再翻訳 |
| 中断したとき | 進捗は保存されるので、タブを閉じて後から戻れる | --resume で中断したところから再開 |
| 料金 | 一冊ごと $2.99 から、または月額 $9.9 | ソフトウェアは無料。接続した翻訳サービスの料金がかかる |
相手製品の情報は、公式サイト、ドキュメント、README のみから引用しています。製品は変わるため、最新情報はリンク先をご確認ください。
Pride and Prejudice — Jane Austen · 第 1〜2 章サンプル · 英語 → 日本語
It is a truth universally acknowledged, that a single man in possession of a good fortune must be in want of a wife.
世に広く認められた真理として、かなりの財産を所有する独身の男は、妻を娶りたいと思っているものである。
However little known the feelings or views of such a man may be on his first entering a neighbourhood, this truth is so well fixed in the minds of the surrounding families, that he is considered as the rightful property of some one or other of their daughters.
そんな男が初めて近所に現れたとき、その感情や考えがどれほど知られていなくても、この真理は周囲の家族たちの心にしっかりと定着しており、彼は彼女たちの誰か一人の正当な所有物と見なされるのである。
“My dear Mr. Bennet,” said his lady to him one day, “have you heard that Netherfield Park is let at last?”
「まあ、ベネットさん、」とある日、夫人が彼に言った、「ネザーフィールド・パークがついに借りられたって、お聞きになりましたか?」
これらのファイルは実際のパイプラインの出力です。ダウンロードして Apple Books や Calibre などのリーダーで開いてみてください。
翻訳の前に本全体を読み、人名・地名・専門用語の用語集を自動作成します。すべての翻訳リクエストがこの用語集を参照するため、3 ページ目の「ダーシー氏」は 300 ページ目でも「ダーシー氏」。用語集は自分で編集することもできます。
訳文は元のファイルの各段落の直後に挿入されます。章立て、挿絵、脚注、フォント、スタイルは出版社が配置したままの位置に残ります。
気に入らない訳文はクリックして修正し、再エクスポート。内蔵エディタはすべての段落と用語集をカバーします。
翻訳が終わったバッチは即座に保存。タブを閉じても、回線が切れても、次回は止まったところから再開します。
数十の並列リクエストが、モデルに合わせて速度を自動調整。長編小説でも通常 10〜30 分で完了します。
出力は標準の ePub なので、Apple Books、Kindle、Calibre、KOReader など本が読めるアプリなら読めます。
全段落を読み取り、表紙を抽出し、固有名詞の用語集を作成。一冊を通して訳語が統一されます。
段落ごとに、数十の並列リクエストで翻訳。進捗をリアルタイムで見ても、タブを閉じて戻ってきても大丈夫です。
各訳文は原文段落のすぐ下に。好きなだけ手を入れてからエクスポートし、お好みのリーダーでどうぞ。
アップロードした本ごとの買い切り。価格は本の分量からアップロード直後に提示され、追加料金なしで最後まで翻訳します。
積読派に。長編数冊分に相当するたっぷりの月間翻訳枠で、心おきなく翻訳できます。
いいえ。独自の翻訳パイプラインと独自の ePub 生成処理を使っています。各訳文を原文段落の下に置くという考え方は共通しています。
不要です。翻訳の費用は料金に含まれています。bilingual_book_maker では自分のキーやエンドポイントを接続するので、その分モデルの選択肢が広がります。
できません。ホスティング型のサービスです。すべてを自分のマシンで動かしたいなら、bilingual_book_maker が良い選択です。
bilingual_book_maker 自体は無料で、費用は使う翻訳サービスの分だけです。Easy Book Translation は一冊ごと $2.99 から、または月額 $9.9 で、その代わりに設定の手間がかかりません。